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[シストレ] システムトレードとは

  • 2010年8月20日 13:32

システムトレードとは

システムトレードという言葉は、まだ馴染みがないかもしれません。

聞いたことがあっても、誤解されているケースもありました。
そのため、ここではシステムトレードがどういうものなのかをご説明したいと思います。

普通に多くの方が行っている、一般的な売買取引の形態を裁量売買と言います。
つまり、個人の判断や勘によって買い時・売り時を決定し、取引をすることです。

「テレビのニュースで○と言っていたから株を買ってみよう」

「新規事業が好調のようだから買ってみよう」

「これ以上は上がらない気がするから売ろう」

などなど。

ところがここ20年間の世界中のプロの成績を調査してみた結果、こうした裁量売買で安定的に優秀な成績をあげている人はほとんどいないことがわかっています。かなり以前から、一般的な経済学では株価の予測はオカルトでしかないのです。
(東京大学教授野口悠紀夫「金融工学、こんなに面白い」参照)

こうした「誰もが得られる情報からは、誰も先んじることが出来ない」という法則性をもった市場のことを「効率的市場」と言います。
これは金融工学で非常によく使われる言葉です。そもそも金融工学は効率的市場仮説を前提としないと成り立たない論理が多数あります。(前出紙参照)

これは言い方を変えると
「誰もが得られるわけではない情報からは、人に先んじることが出来る」
という結論も導けるからです。

そして、それら「誰もが得られるわけではない情報」を統計から生成しの実用したものがこのシステムトレードです。情報化社会の現在、一次情報は公開されていてトレードで人に先んずるためには使えなくても、加工された情報に意味があることは十分にあり得ることです。

このシステムトレードは、相場観を含めたあなたの直感や誰もが得られる世間のニュースから売り買いを判断するわけではありません。売買のタイミングは、すべて過去の数学的な統計分析から決定します。

ここが、一般的な裁量売買と大きく異なるところなのです。

この手法を初めて聞いた方は驚かれたかもしれませんが、システムトレードは世界的にかなりメジャーです。海外にはこのシステムトレードのプログラムを組んで完全自動売買が可能になっている証券会社も今は多数あります(tradestation.comや、メタトレーダー対応のFX会社、VTトレーダー対応のFX会社など)

しかし2006年ぐらいまでの日本では、ほとんど知られておらず、日本語で読めるシステムトレードに関する書籍は10冊程度しかありませんでした。このうちの最も専門的な数冊を「津島のお勧め書籍」で紹介しています。

現在の弊社商品はこのシステムトレードで勝率50~60%程度(2005~2010年実績)の日経平均1を出しています。

システムトレードのメリット

■一般個人投資家が負ける原因となる、相場観や直感に頼らなくて良い。
機関投資家などのプロの心理作戦にも負けることがない。

■リスクを数学的に管理できる投資方法
本当の利点は当たる外れるではなく、これです。

■デッドクロス、ゴールデンクロス、オシレータ系の各指標などテクニカル指標の有効性なども
統計的に解析されつくしているため、惑わされない。

■一年を通しての利得を、利殖による利率としてある程度予定することが出来ます。

■一度システムを作成してしまうと、トレードに時間を割かなくてすむ。

つまり、単純に売買サインどおりに売買していくだけです。
もちろんメリットだけではありません。デメリットもしっかりと知った上で、活用する必要があります。

システムトレードのデメリット

■過去のデータでしか設計、検証できないため、相場環境が大きく変化すると負けることがある。
(世界的な突発的事故、 テロ、情勢の変化などなど)
※弊社商品「日経平均1」は2001.9.11のテロやライブドアショック程度の突発的事象では安定的にプラスを出し続けています。

■売買指示が計算上は十分に機能していてもトレードそのものを行う人間のほうに不確定要素があります。
つまり、システムどおりに売買していけば良いのですが、 人間には心の弱さがあり、つい判断や思惑で裁量売買的なことをし始める可能性が高いです。

■裁量売買で稼いでいる人から「そんなので儲けられるはずがない」と、馬鹿にされる(笑)
このページをつくって5年、さすがに最近はこういうご意見は少なくなりましたね。

■システム構築後は、単純に売買サインどおりに売買していくため、頭を使わず極めて退屈です。
ギャンブル好き(上がった、下がった、に一喜一憂するような)な方には心を躍らせる快感、ワクワク感は味わえません (ただお金が増えるだけ)

システム(売買サインの)有効性とは?

システムトレードでは数学的に計算される売買指示をシグナルと呼びます。

これまでに提唱・開発されてきた数多くのシグナルが、現在も使われているかどうかには、もっと別の大きな要素があります。

それは、そのシステムを開発し提唱した人間が、資金管理をしっかり行っていたかどうか、ということが意外に大きいのです。

いくら優れたシステムでも、提唱した人間の資金が縮小していくと、誰も使ってみたいと思わないものです。(これは当然ですよね)

実際に、そうした経緯で消えていったシステムは数多くあります。そして、それらを今になって再検証してみると、意外に優れたシグナルが存在しています。また、今は使われなくなったシステムと 、今も使われ続けているシステムの間には、それほど強い損益成績の差はない、という統計的データもあります。

つまり、シグナルの有効性とは、シグナルの過去の成績からだけでは論じられないのです。

実はシステムトレードの一番の醍醐味は、得られたデータから資金管理をすることなのです。

おそらくこれは優れた裁量トレーダーでも同じことを最重要課題に掲げるのではないでしょうか
(誰もが名著と呼ぶ「マーケットの魔術師」参照)。

改めて、「効率的市場」を支持する金融工学では「未来価格の予測は不可能」であると結論しています。

ならば、稼ぎ続ける人と、市場から退場していく人の差は、資金管理こそにあり、資金管理こそが相場の正体であり、そのためだけだったとしてもシステムトレードの有効性は十分であるとはっきり言い切れるのです。

システムトレードで稼ぐとは

著名なシステムトレーダー、ストリズマンは「トレーディングシステム入門(邦題)」で

「真にメカニカルなトレードとは、ピーナツとビールなしに観戦する野球のように退屈なものだ」といったようなことを書いています。

実際、淡々としたトレードが重ねられていくシステムトレードと共に生きる日々は、ともすれば相場の動きそのものに対する興味を失わせるほどです。朝一番に注文を入れた銘柄がその後どんな値動きをしているのかドキドキしながら気にすることはほとんどなくなります。

自分が作成したシステムに自信があればあるほど「途中経過はどうあれ、結果的に儲かるしなぁ」と考えてしまい、途中経過を気にするのがめんどくさくなるのは当然のことでしょう。

自信があるシステムの運用の実際は貯金しているようなものです。プランに基づく投資とはこういうものだと塾長は考えています。

たとえばマンションを持っている人が「来月、家賃が入るかなぁ」とドキドキするでしょうか。投資とはハラハラドキドキしないものでしょう?ハラハラドキドキするのは投機です。

しかし、つまらない代わりに得られる利益は、投機をしないことに十分つりあうほどのものだと考えています。稼いだお金の一部でドキドキする博打をやればいいのではないでしょうか。お金の使い道がわかっている人がお金を稼ぐのは、時間を自由に使えるようになるからです。

もしあなたがデイトレーダーとして成功したとしても、その代償に毎日5時間以上もパソコンの前に張り付くことを要求される手法と、
朝に一回注文を出すだけの手法のどちらが優れていると思われますか?

パチプロにも同様のことが言えると思いますが、同じ金額のお金が稼げるのであれば働く時間は短ければ短いほど優れているといえるのではないでしょうか。

システムトレードとはまさに、投機をプランを与え投資にする手法なのです。


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