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システムトレードの津島朋憲が「システムトレード塾」投資を科学する「津島式FXシステムトレード」の著者が贈る投資情報と資産運用の戦略指針は必見

[初級] 日経先物&OPのたとえ話

Contents

日経平均株価(225)とは

東京証券取引所一部に上場している銘柄のうち225銘柄を選んで単純平均したもので、専門的なことを言えば様々なクセはあるものの日本の株式市場全体の動きを示す代表的な株価指数です。 計算方法は多少違うものの、ほかに300銘柄の平均や、500銘柄の平均をしたものもありますが、もっとも頻繁に使われるのはこの225銘柄を平均したものです。

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日経平均先物とは

日経平均株価の値動きをそのまま株価に見立てて売買することが出来る金融派生商品(デリバティブ)です。
値幅が10円単位なので、日経平均株価と完全連動ではありません。10円の値動きで1万円の損益があります。
「1株、2株」「1単元、2単元」ではなく、1枚、2枚と数えます。これは商品先物でも同じ数え方です。
先物取引というのは、一定の証拠金というお金を納めて将来のある時点で受け渡す契約を結ぶ取引のことです。
先物のことを英語ではフューチャーと言うので、元になる日経平均株価が225銘柄なのとあいまって、225Fと表現されることもあります。

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先物を知るための面白い話

先物に似たたとえ話をします。

小学生の話です。もうすぐ楽しい遠足です。

今はどうかわかりませんが、自分のころは遠足に持っていくおやつには一定の値段制限がありました。そこで、普段からお小遣いが少なく、お菓子を食べる習慣がなくて300円もお菓子がいらない僕は、お小遣いを少しでも増やすためにあることを考えました。

明日、遠足に行った先でお菓子を売るのです。とはいえ、買っていったお菓子が売れないと面白くないのでひとつ10円ぐらいの予約金をもらってみんなから予約をとり、予約券をつくって配ります。

明日、その券と残りの金額を払うと、僕からお菓子がもらえる仕組みです。
券は僕の手を離れた後、誰とどんな売り買いをしてもいいことになっています。

さて争奪戦が始まりました。
行き帰りに歩いている間遊ぶことができ、普段からも人気の高いおもちゃつきのお菓子などは、遠足のお祭り気分も手伝って予約券が高騰したのです。

もちろん、この目論見は家に帰った行儀の良い誰か(たいていは女の子ですね)が親に話し、先生にばれてたいそう怒られました。しかし、この券を高値で売り抜けて儲けを出すことも出来た子供もいたのです。

多少の違いはありますが 「将来の受渡や買取の契約を結ぶ」という点は先物取引と同じですし、
実際に受け渡しを行わなくても損益になるという点でも先物と一緒です。(※1)

取引されている予約券が「買う権利」に限定されているのは、事実上はオプションで言うコールの売買に相当しています。その予約券を売った僕に「売る義務」が生じているのはオプション売りと同じです。

※1 余談ですが、明確に禁止されていない範囲でこうしたことを思いついて実行する小学生というのは、もう少し評価されても良かったと思います(笑)。もっといえば、最強の稼ぎ頭は自分が作ったルールの中でみんなを躍らせる側、(相場師ではなく取引所、博打師ではなく胴元)なのです。

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オプションをもっと知りたいあなたに

初心者にとって株式の売買はあまり易しくないと思っています。
他では読めない、プロに食われないようにするための日経平均先物のことを書いてみました。

いつ来てもおかしくない東南海連動地震での株価暴落に備える方法です。
株を持っていない人はこの方法で一攫千金もあり得ます。
市場投資に関わる人なら必見の内容です。(2008年2月公開)

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投稿日:2010年9月8日 更新日:

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